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(オープンドキュメント・フォーマット)とは、XMLをベースとしたオフィススイート用のファイルフォーマットである。 構造化情報標準促進協会 (OASIS)〔OpenDocument Format for Office Applications (OpenDocument) v1.0 〕、国際標準化機構 (ISO) / 国際電気標準会議 (IEC)〔ISO/IEC 26300:2006 Information technology -- Open Document Format for Office Applications (OpenDocument) v1.0 〕および日本工業規格 (JIS)〔JIS X 4401:2010 オフィス文書のためのオープン文書形式 (OpenDocument) v1.0 〕、韓国工業規格〔http://www.standard.go.kr/CODE02/USER/0B/03/SerKS_View.asp?ks_no=KSXISOIEC26300&OlapCode=STAU020201 KSXISOIEC26300:Information technology - Open Document Format for Office Applications:(OpenDocument) v1.0〕、ブラジル〔http://www.abntcatalogo.com.br/norma.aspx?ID=1549 ABNT NBR ISO/IEC 26300:2008:Information technology - Open document format for office aplications (OpenDocument) v1.0〕、南アフリカ〔https://www.sabs.co.za/content/uploads/files/SANS26300%28colour%29.pdf SANS 26300 Information technology - Open technology - Open Document Format for Office Applications (OpenDocument) v1.0〕の標準規格に認定されている。 競合国際規格として、「ISO/IEC 29500:Office Open XML(OpenXML, OOXML) 」がある。 == 仕様 == ODFは、複数のXMLファイルをZIP形式でデータ圧縮したファイルである。一つの規格でありながら、テキスト、表計算(スプレッドシート)、プレゼンテーションの他、数式、グラフィックドキュメント、データベースの各形式をサポートしている。 多言語対応となっており、仕様上は、文章・段落・文字列について、各々「言語」及び「国又は地域」を指定できるようになっている。 データの記述方法とその(画面上および紙上での)表現方法については一定の規格があるが、詳細な表現方法については各アプリケーションに依存している。そのため、閲覧するオペレーティングシステムやアプリケーションによって、表示される結果が異なることがある。しかし最近ではソフト間の対応によって、これらの問題は改善されつつある。 ODFファイルの中身となっているXMLファイルはそれぞれ次のような内容となっている。 ;content.xml:テキストコンテンツ ;meta.xml:メタ情報。 ;settings.xml:設定情報 ;styles.xml:テキストのスタイル情報 ;meta-inf/manifest.xml:XMLファイルの構造 ;Thumbnails/thumbnail.png:サムネイル画像(必須ではない) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「OpenDocument」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 OpenDocument 」があります。 スポンサード リンク
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